(本文から引用)
「インサイド・アウト」にしろ、「アウトサイド・イン」にしろ、たこ壺内の物語を巧みに操って自社製品の販売効率を上げることこそが目的である。ブランド構築自体が目的なわけではない。だとすれば、もしもっと効率のいい方法論がニューロマーケティングだということになれば、それを追い求めることになるのは間違いない。一方、ブランディングにしろ、ニューロマーケティングにしろ、マーケティングの追求は常に危うい側面を持つことも事実だ。ブランドが嫌われるのに理由があったとおり、マーケティングには「虚」と「実」、「コンセプト」と「ウソ」の境目がわかりにくくなることがあるからだ。利益誘導型の仕組み作りに没頭しているうちに、一線を越えてしまうことに鈍感になることがある。
今や偽装問題は、あまりにも沢山発生して、少しもおどろくべき話ではなくなってしまった。2,3年前、白骨温泉では、お湯は乳白色でなければならないという呪縛から逃れられず、乳白の色が薄くなった時に、こっそりと草津の白濁入浴剤を混入してしまったという事件が発覚した。この事件は、当初犯罪性としてはたいしたことでもないとの見方がマスコミにも支配的だった。リコール隠しで死者まで出した例に比...
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「変わる」ことに対する「覚悟」には、『無形の資産であるブランドでさえ、変わり続けなければならない。たとえ名称自体が変わるわけではなくてもである』と締めくくられていた。ここでの話を、まるで生き物における成長過程(of 試練)のように感じたのは、「生き残っていく」という定めとしてのベクトルが同じだからなのだ…と実感して再認識。



